Mrs.SASANOKI's Table ~JAPANESE FUSION DINING

KIMONO ~古くて新しいもの~

"Attending to Tea ceremony in Kimono"
That was a mission that I imposed on myself, at the time of this return home.
And, I thought I needed to take a lesson of "a way of dressing of Kimono" beforehand.

今回日本では和装でお茶会に出席する予定だったので、その前に一度ちゃんと着付けの講習を受けたいと思っての帰国準備。
5月はまだ袷だけど、微妙。 
汗ばむ時期だし、予備に薄い着物と帯も持ったほうがいいかなぁ・・・ ということで、
スーツケースの片側半分に、着物・帯・着付け小物をあれこれ詰めてパンパン!

思ったとおり、日本の5月下旬、暑い!

My friend, Akiko, organized a wonderful plan for me. She invited her friend (Chiba-san) who is a hair dresser and a Kimono dresser, and we could take a private lesson together from Chiba-san.

着付けレッスンは、友人の明子さん(もともとは妹のバレエ友達)のオーガナイズで、
行き着けの美容師さんをお招きして一緒にレッスンを受けましょうよ! という素敵な
プラン。 心待ちにしていた火曜日の午後、仕事がオフだった妹も一緒にランチで合流、
明子さんのご自宅にて準備していたところ、美容師の千葉さんがまもなくご到着。

To solve problems, Chiba-san instructed some techniques and ways to us. Wore the Kimono carefully , took it off, again wore it, and took it off, repeated several times, then I was able to finally get it.

Kitsuke-obi  着物はこれまで年に4~5回ほど着ては
  いましたが、なんだかスッキリ決まらない。 
  襟が浮くというか、衣紋がゆるんできたり、
  おはしょりがシワ寄ってたり、お太鼓結びに
  悪戦苦闘の結果、大きさ・形が決まらない、
  柄の出方がズレてるとか。。。

  千葉さんには、そういう悩みが解決できる
  テクニックやコツをいくつかご教示いただき
  ました。 着ては脱ぎ、脱いでは着る、を数回
  繰返し、ようやくコツが掴めてきた感じ。



Nothing any buttons or fastener on Kimono, we dress it only use of some straps, which hold the fabric at the correct position on our body . What a complicated thing!
More than that, the “OBI” (a broad sash to fasten the kimono!)
The length over the 3.5 meters should be set in around our body fit neatly,
with holding, bending, and create a beautiful shape at the back where we cannot
see while we are making it by ourselves.  Just image doing "Origami" with blindfold.
But, it wouldn't be a big deal when we get use to it, because anyone wore it commonly in old days.

Titsuke-lesson-3
 思えば着物って、ボタンもファスナーもない
 平面仕立ての布を、紐でおさえながら体に
 合わせて着付けるのですから、
               なんて難しいことか。 
  帯にしたって、3メートル半もの長い布を
    体に巻きつけ、手が回りにくい背中で
    結んだり折り上げたりするのですから
                     大変・・・
目隠しして折り紙を折っているようなものです。 

  でもきっと慣れてしまえば
          どうってことないのでしょう
昔は誰もが当たり前に着ていたのですから。



After the hard work, we noticed it was already 6pm!
Awesome, it's sunset teatime!
S.Tea-3  気づいたら6時!
  一息入れましょうということで
  サンセット・ティータイム。
  明子さんこだわりの紅茶と
  かわいいプチケーキが並びました。


  S.Tea-1









   下の段のスコーンは
         ご主人様お手製とのこと
 ご主人がスコーンを焼いてくださるとは
                    まぁ素敵!
The scones, made by Akiko's husband,
were so incredible. He is like a "Kiwi husband"....


一休み後、脱いでまた練習。 忘れないように何度でも。 

Informative lesson, I have done well. Feeling was so good with looking up
at the sky on the way home which was completely gone down.
Fortunately I was able to dress it well on the day of Tea Ceremony, with thanks.

千葉さんからの激励 「これからお茶会の日まで毎日やらないとダメよ」
と、着付けの本もプレゼントしていただきました。
かくして4時間ほどの中身の濃いレッスンが終了し、すっかり暮れてしまった空を見上げては、ほどよい疲れと満足感で幸せな気分になった帰路でした。

翌日から何度か練習し、お陰様でお茶会も着物で愉しむことができました。

***********************

During this stay, I got some kimono and obi from my aunt, which were her lovers.
It was great opportunity that I can revive those.

この滞在中に、伯母からお下がりの着物(愛用の紬なども含めて数枚)と帯を譲られ、
自分で新調した履物や小物、明子さんからのプレゼントの羽織と小物類が増え、
一気に衣装持ちになったかのよう。 帰りのスーツケースは、ほぼ着物類でいっぱいの
                                           嬉しい悲鳴!

Kimono7  Kimono-2

Kimono-4  
  その後、NZに戻ってからあっという間に
  2週間、3週間と過ぎてしまいましたが・・・
  いけない!せっかく習ったのに、
          このままじゃ忘れそう!

  着物類一式をしまい込んだ衣装ケース
  三個を奥から引っぱり出してきて、 
  そこらじゅう散らかしながら、千葉さんの
  レッスンの記憶をたどってみました。

(この保管方法がいけないんだよね。 普段さっと出しやすいように上手に保管する
                                      アイデア思案中・・・)


After coming back to NZ, I feel the goodness of kimono again when I wear those.
KitsukeNZ
着てみると、
再びその良さをしみじみ感じます。 
着物という古くて新しいものの魅力。

妹からプレゼントされた本に
       書かれていたことですが・・・
インドでは今でも多くの女性がサリーを
愛用し、サリーを着て海外にも出かける、
だからサリーの美しい布を織る技術は
絶えることなく受け継がれている。 
一方日本では、
残念なことに着物離れがすすみ、
伝統工芸である着物づくりに関わる
職人さんが激減だとか。

My favourite book says in a page;
In India, many women still wear a sari habitually and they go out in it abroad as well. Therefore the tradition will be continued and the technique to weave the beautiful cloth is inherited without dying out.
On the other hand, unfortunately anti-Kimono people have been increased in Japan.
And then the professional craftsman in Kimono-production seems to be a sharp decrease.  So sad.

そういえば数ヶ月前、我が家のB&Bにご宿泊された京都からのお客様(たぶん60代だったかと思いますが)、着物づくりの行程の一部(図案)に関わるお仕事をされてきた
そうですが、もうあとを継ぐ方がいらっしゃらないのだそう。 自分の代で終わりかなと
残念そうにおっしゃってました。 
当然ですが、私たちが着物の美しさに触れることができるのは、それをつくる数多の
職人さんたちの手仕事あってのこと・・・
そう思うと、何とも複雑な哀しい気持ちになります。


HaoriL-1  ところで、
  明子さんからの鮮やかな羽織、
  大きなバラの柄が印象的。

     「ジーンズにどうぞ」
  ということで羽織ってみたけど
      どうでしょう? 
     帽子をかぶったら
      おしゃれかも・・・

  一味違った
    楽しい着こなしができそうです。

  
  This Haori (Kimono coat) is
  a present from Akiko.
  Beautiful fabric with impressive
  pattern of the big roses.

She recommended wearing it with jeans! Maybe with long boots, a hat, ....  
I'm now excited the fusion coordination of this modern style of Haori,
                                  as well as the tradition.



Boy in the kitchen, so good!  男子厨房に?!


この帰国中めずらしいことがあったので、お披露目させていただきます。
A something unusual thing happened, during our return home to Japan.

             * * * * * * * * *

At the house of my mother-in-law (Bruno's mother).
One late afternoon... when I came to the kitchen to help mother for dinner prep.,
             I saw Bruno there!
He is a type of old Japanese man (who doesn't enter the kitchen = never cooking),
he usually doesn't come to the kitchen other than taking beer bottles from the fridge.
Mother said that we were going to have Hoya for dinner... so, he might help for the preparation because it's his special favorite?!?!

夫の実家(宮城県大崎市古川)に滞在中のある日。
そろそろ夕飯の支度かと、台所に入ったら・・・
             夫がいるではありませんか!
(このかた、冷蔵庫にビールを取りにくる以外、台所には入らない人なのに)
その日はホヤ(夫の好物)を買ってきたと義母が言ってましたが、もしかして・・・・?

He stands in the kitchen with his mum!
It was the first time I saw that scene, in our married life of 25 years, I believe.
Suddenly I went get my camera from the other room, to take photos of
                                         this rare event.

義母の横で、夫がホヤを洗い始めたので、私は急いで部屋からカメラを取ってきました。
こんなこと(夫が自ら台所に立つとは)結婚して25年で、初めて!


P&C-L
  Through to the lens of the camera,
  I've watched the scene over there
  of mother and son for a while...
          Then,
  I forgot taking the photo of Hoya!
  Their appearance
  before processing was so unique.

  カメラのレンズを覗きながら、
  その向こうの親子の様子に
  しばらく見入ってしまいました。

  あ、処理前のホヤの画像
             撮り忘れた!
  あの素敵な姿をUPしたかったけど。




Hoya is known as marine products specially in Miyagi prefecture. It is called "pineapple of the sea" because of its unique appearance. I felt that it was weird when I saw the figure for the first time, though. 
It was just in season and fresh ones were there in the market. Because the freshness is easy to lose, it's hardly to be found in other prefectures.

ホヤは宮城県特産の海産物として知られています。 海のパイナップルとも呼ばれて
いますが、その容姿をはじめて目にしたとき(結婚して初めてこの家に来たとき)は
不気味とさえ感じましたけど・・・
産地に近いこの辺りでは今頃(初夏~夏)が旬で、新鮮なホヤが出回ります。 
鮮度が落ちやすいからか、他県のスーパーではあまり見かけないですね。
今では古川に帰ってきたら食べられる特別な食材として、私たち夫婦揃って楽しみに
している酒の肴であります。


<Preparation process>
Cut off two tentacles?(the part which stuck out) first, make a cut to outer shell,
take the inside part out, remove some black/brown bits carefully.
Apply salt all around, then rinse it under the running water.
Hoya-cooking-1  Hoya-cooking-4
二つのツノを切り落とし、殻に切り込みを入れて中身を取り出し、黒っぽいもの
(内臓かな~?)を除いてから塩でもみ洗い。
Cut it into small pieces, sprinkle a little-some vinegar over,
                        then add sugar and salt for the marinade.
P&C-2  Hoya-cooking-5
流水できれいにしてから、食べやすい大きさに切り、酢で〆てから、砂糖・塩少々
で味付け。  こんな順番でしたっけ?


Hoya-dish-1
  After marinated,
  they added chopped fresh Wakame
  (sea vegetable) in, which made the looks
  nice with the color contrast and
  also the texture beautiful.
  Completed!
  "Hoya-zu"
  (Vinaigrette marinade of Hoya)

  きゅうりがなかったので、代わりに
  塩抜きした生ワカメを刻んで加えたら、
  彩りも食感もいい感じ!
  ホヤ酢完成です。



Very happy to have the dish he prepared, with beer and sake at the night.
Boy is in the kitchen, so good! Mother must have same thought surely.

いつも通りビールの栓を抜き、義母に教えられて夫が仕込んだホヤと、美味しい酒の肴
各種を囲んだテーブルで、私はひとりニンマリとその味を噛みしめました。

        男子が厨房にいるっていいもんだな~
               きっとお母さんもそう思ったに違いない・・・

       そうだ!次回帰省時にはホヤで創作料理してみよう~

Next time we visit here, I will try Hoya cooking with him with other recipe, too.


Having a break! (2017) ~ B&B お休みのご案内 ~


B&B Sasanoki has a break
from 16th May to 13th June.


B&B 2F.G.R.

お知らせ
明日(5月16日)から6月13日まで、
B&Bささの木はお休みさせていただきます。


この間、お問合せ・ご予約いただきましたメールについては、
なるべく早めにお返事させていただきますが、
ネット環境により返信が遅れる可能性がございますので、
ご了承くださいませ。
6月14日より、通常業務に戻ります。



2年ぶりの日本で、んでまいります。
包丁と砥石、お茶の心得、着物のこと、和菓子の奥深さにも触れてみたいと思います。
良い体験がたくさんできますように。

Excursion to Japan,
to take in Japanese spirit and culture!



W.A.S.May2017-L

Bye bye Wanaka, for a while.
See you again after my trip!

静かな晩秋のワナカから、初夏の日本へ
修学旅行に行ってまいりま~す!



Report of the class "Sweets & Tea Ceremony"   和菓子とお抹茶クラスが終わって


Y.Variation-2    Autumn class,
  "Japanese sweet and Tea Ceremony",
  all the sessions were done.

  秋の料理教室、
  ”和菓子とお抹茶を楽しむ” 
  体験クラス、全5回が終わりました。

  TCApr2017


KJS2017-4  By the different style from the usual cooking
  classes, I set special ones to share and enjoy
  this beautiful Japanese culture this season.

  普段の料理教室と一味変えて、
  日本文化に触れて愉しむ時間を共有できたらと
  特別クラスを設定し、ご案内を出しました。

  ご家族でご予約、遠方よりお越しのグループ、
  50歳のスペシャル・バースデーとしてご予約
  いただいたグループ・・・
  ブッキングを受けるたびに嬉しくて、
            気合が入りました。




INGREDIENTS 食材 ******************
For the making Japanese sweets, I needed to check whether we can get the ingredients around here (Wanaka or Queenstown).
I found the most of those were available at the store in Remarkables shopping area.

初めて和菓子作りを取り入れることにしましたが、まず食材が入手できるかどうか。。。
「クイーンズタウンへ行けば買えるかも?」  3月は買出し調査から始まりました。

"KINAKO" (soybean powder)
JSwI-3  
     rice flour & glutinous rice flour
       (products from Thailand)
   JSwI-2 

配合を変えて試作を繰り返してできた生八つ橋のレシピ。 
タイの濡米粉はもち粉だけどあっさりした仕上がり、日本の白玉粉のほうがモチモチに
なるけど・・・ 皆さん、どっちが好みかしら・・・

"MOCHI-KO" glutinous rice flour           "KOSHI-AN"
    (product from Japan)          (sweetened Azuki-bean paste)
JSwI-4    JSwI-5

   あんこ苦手という外国人は多いですが、
   今回はほとんどの人が大丈夫でした。(意外!)
手作りのクマラ餡とスイートクリームチーズ餡は問題なくお好きなようです。



JSwI-1  Matcha powder:
  Good to use for cooking & sweets,
  but not for making formed tea of
  Tea Ceremony, unfortunately
  (it is a different grade)

   抹茶: こちらは料理用&製菓用。
  生地に混ぜて、お菓子作りに使いました。  
残念ながら茶道用ではないので、お茶を点てるための抹茶は、今回も日本から
取り寄せました。 (グレードの違いにより色も味も異なります)
 


IN THE KITCHEN  実習 ******************

We made....
G.Ch.M   Yatsuhashi
Gateaux chocolat "Matcha"       Yatsuhashi

お菓子作り、最初はガトーショコラから。 
生地を作りオーブンに入れたら、八つ橋作りに取り掛かります。
熱々の生地をのばして切り分けたら、各自思い思いの形で制作。

Kkj-1  Kkj-2  Kkj-3

Kks-1  Kks-2  Kkj-11

Kkj-5 Kkj-4

Kks-3  Kkj-6

Kkj-7  Kks-4



DINNER TIME ブレイクタイム ***************

Take off the lid, enjoy the inside of the box, with warmed sake...

Shokado-2
  Tofu-shiraae of spinach & walnuts,
  Tempura of vegetables,
  Shio-koji grill of monkfish,
  Pork roll of daikon & carrot,
  Inari-zushi with egg & prawn,
  Kombu-soup with
      floats of Ginko-leaf omelet.

  (The contents were changed
            a little by the day)


  Shokado-3



松花堂のお弁当箱ディナーを
   お燗酒と共に、お楽しみいただきました。

  ほうれん草と胡桃の白和え、
  南瓜と芽キャベツの天麩羅、
  白身魚の塩麹焼き、
  大根と人参の豚肉巻き、
  海老と錦糸卵の稲荷ずし、
  銀杏のお吸物。 
                                 Taste great,
                                  the Tempura of Brussels sprout!
               
                        毎回話題になったのが、芽キャベツの天麩羅、 
                               旬の素材の美味しさが生きてます!


      BTDinner-1   BTDinner-2


Tea Ceremony お茶 ********************

My tea-ceremony room is a corner of the lounge...
We enjoy it on the table, sitting on the chair instead of SEIZA which is
       Japanese way of formal sitting - sitting on the heels with folding knees.

我が家のお茶室はラウンジの片隅、畳はないのでテーブルにて。

TR2017-4
  Before making Tea:
  I showed "FUKUSA-sabaki"
  --- acting of folding of Fukusa (silk cloth),
  followed by purifying tools with it.
  These manners are prologues to make a heart
  of host and guest calm down before having
  the tea ... a quiet moment.


   お茶を点てる前に:
   ~ 袱紗をさばいて、道具を清める ~
   ホストとゲストが心を静かにする、
        お茶をいただくためのプロローグ



TCS-7
お茶の歴史やマナーについてお話ししながら・・・
先ほど手作りしたお菓子の味を楽しみ、
お一人ずつにお薄茶を味わっていただきました。

Introducing "The way of Tea", the history and
manners briefly, we enjoyed our home-made Japanese sweets with formal way.

TCS-4

TCS-1  TCS-3
TCS-2
  How was the experience of making the tea?
  お茶を点ててみる体験、いかがでしたか?

  TCS-8

          ~ I thank for the participation of all of you heartily ~


成り立ちと歴史的背景から、お茶の世界は、武士道や仏教も含め、日本人が育んできた美意識などさまざまな要素が入った総合芸術だと思います。 
来週からの日本滞在、美の玉手箱を開ける瞬間を、今から楽しみにしているところです。

From the formation and the historic background, Tea Ceremony "The way of Tea" is thought that it is the composite art of various elements including the sense of beauty that Japanese brought up, as well as Samurai-Bushido and Buddhism.

I'm so excited now to have another experience of the artistic treasure hunt
in this tea ceremony world, during my stay in Japan from next week!


アンザック・デーに思うこと

初めて、アンザック・デーの追悼式典に参加しました。

アンザック(ANZAC)は、Australia & New Zealand Army Corps の略で、毎年4月25日は、第一次世界大戦中、連合国軍として参戦し遠征したトルコのガリポリで戦った
オーストラリア&ニュージーランド連合軍(ANZAC)の兵士と、国のために尽力した人々のために追悼を行う日とされています。 激戦地での戦いで多くの兵士が亡くなり、人口の少ないニュージーランドでは、大きな損失だったとのことです。
ガリポリ半島にANZAC軍が上陸した日(1915年4月25日)に由来して、この日を記念日と制定されました。 今では第一次大戦だけでなく、全ての戦いに参加した人々のための追悼の日となっています。

早朝、Dawn service (夜明けの式典)が行われます。
夜明けと共にガリポリでの奇襲上陸作戦が始まったからということで、各地で夜明けに
行われます。 日の出が遅くなっている南半球のこのあたりでは、午前7時から。
まだ暗い中、バグパイプの神聖な音が、レイクフロントに集まった人々を静かに誘導し、
式典が始まりました。
日の出に合わせて黙祷。

D.S.F


9時半からは、レイク・ワナカセンターでの式典。 その後、チャルマーズ・ストリートにある
戦没者慰霊碑までパレード・行進。
11時から慰霊碑を囲んでの式典。 平和を願うたくさんのリースが置かれ、それぞれが
胸につけていたポピーのバッジを土の上にさして黙祷。

ここに日本人の自分が参列することはどうなのかと、前日までは躊躇する気持ちも
無きにしも非ずでした。 第一次大戦では連合国軍側にいた日本が、複雑な世界情勢
の中、第二次では敵となってしまった事実。 
それでも、国のために命を捧げた人たちへの思いはどこの国でも共通であるはず、
亡くなった方や遺族の方たちに思いを寄せるのは、人間として自然なこと。

式典に出席して心に強く思ったのは、来年は娘と一緒に参列しようということ。
日本人だけどニュージーランド人でもある彼女は、ここに参列するべき。 
過去を知り、悲惨な歴史を繰り返さないことが、戦後の地球人である私たち皆が
果たすべきことかと思うのです。