Mrs.SASANOKI's Table ~JAPANESE FUSION DINING

マオリ語を習う


今年はじめに、マオリ語のクラスに申込みしました。 なぜ習おうと思ったかというと、
20年以上住んでいるニュージーランドに、今まで気づかなかった別の側面が見えた
からです。 

ニュージーランドというと、丘陵地のファームに羊が何千といて、ブドウ畑が広がる中に
素敵なワイナリーが点在し、ポプラ並木の湖畔と山々の美しさ・・・
こんなセントラル・オタゴの風景をニュージーランドの全てだと思い込んでいました。

白人が住みつく前、この国にはマオリ族が生活していました。 その文化や習慣が、
私の知らなかったところで今でも確かに息づいている、そして日本の古い風習と
何か共通しているものがありそうだ、ということに気づき、覗いてみたくなったのです。 
それには何と言ってもその言語を学ぶこと! 言葉はそこに暮らす人々の生活・考え方・習慣からできたものですから! 意気込んでコースに申込んだのはいいけど・・・
いい年になってから新しい言語を習得するって、それなりの覚悟と努力が必要でした。

第二言語(英語)で第三言語(マオリ語)を学ぶ、考えただけでも大変です。
30名ほどのクラスメイトは20代~70代まで。 ニュージーランド人がこんなに勉強熱心
とは知らなかった! 出席率はすこぶる良くて、毎回質問が飛び交っている授業。 
みんなどうして、そんなにできるの? 予習してるのかしら・・・ 
そんな中、私はというと、訳された英語がわからず、英語から日本語に訳しなおし
・・・なんてやってますから、授業についていくだけで精一杯。
それでも、「ま、何とかなるだろう」とノーテンキに構えてましたが・・・
5月・6月の一時帰国で4週間休んだら、さらに落ちこぼれた~
その後の補習授業と先生の熱心なフォローによってかろうじて繋がっています。


Inari 0913  勉強は遅れてるけど料理は得意!
  毎回3時間の授業の間に15分くらいの
  夕食タイム(クイックサパー)、そんな時間
  があって、皆が食べ物を持ち寄ります。 
  パイやキッシュ、チーズボードやサラダ、
  フルーツ、ケーキ、チョコレートなどが
  並ぶ中、私はいなり寿司、餃子、春巻き
  などなど。 

  Gyoza 0113 







Harumaki 0908









  枝豆&チーズの春巻き! 
  ビールのつまみにしたいんだけど・・・
                水でガマン!



     * * * * * * * * * * * * * * *

マオリ人と白人の間での重要な歴史というと、1840年に締結されたワイタンギ条約。 
異なる2つの民族が平和に暮らす目的ではあったものの、言語の誤解によりその後も
争いは絶えなかったようです。 英語が公用語になったため、その後はマオリ語を話す人が激減したとのこと。 マオリ人も英語を話すようになりました。 その土地の言語を
話す人がいなくなるということは、その文化も忘れ去られ、いずれ消えてしまうということ。

極端な比較ですが、日本の歴史をみると、鎖国していた日本に黒船がやってきて翌年
日米和親条約を結んだのが1854年。 もしここで、日本の公用語がその日から英語と
されてしまったら・・・ または、1945年の敗戦のときにそうなったとしたら・・・
そうでなくて良かった。 日本語が変わらずに受け継がれていて良かった、
                                     と心から思うのです。

ワイタンギ条約から100年以上経って見直しがあり、英語とマオリ語が両方とも公用語
となったこと、そして今ニュージーランド政府が国民にマオリ語学習を奨励していること
を思うと、これがニュージーランドの良さだよね~!と単純に喜んでしまいます。
(国の援助を受けて、私もこうして語学学習をする機会が得られて感謝です)

     * * * * * * * * * * * * * * *

そのマオリ語コース(レベル1)も、あとひと月ほどで終了。 今月末には、アロータウン・
クラスと合同で南島最南端ブラフのマラエ訪問があり、みんなで2泊3日マラエで過ごす
のだそうです。 修学旅行みたいなもの? 寝袋とウェットスーツ持参と聞いてビビッて
ます。。。 典型的日本人の私、海に潜ってアワビ採りとかできないですからね~!
マラエでは一人ひとりマオリ語で3分間のスピーチがあるそうで、これから草案作り。 
最後の試験も控えているので、まだしばらく気が抜けない状況。

この年(50代)になってからの学生、新しいことを知る新鮮な感覚と共に、
新しい言語を覚えることの難しさ、仕事・家庭との両立の難しさをかみしめる毎日
を過ごしています。
最近ブログ記事もすっかりご無沙汰してしまいましたので、ここでちょっと一息、
                                  書かせていただきました。


Boy in the kitchen, so good!  男子厨房に?!


この帰国中めずらしいことがあったので、お披露目させていただきます。
A something unusual thing happened, during our return home to Japan.

             * * * * * * * * *

At the house of my mother-in-law (Bruno's mother).
One late afternoon... when I came to the kitchen to help mother for dinner prep.,
             I saw Bruno there!
He is a type of old Japanese man (who doesn't enter the kitchen = never cooking),
he usually doesn't come to the kitchen other than taking beer bottles from the fridge.
Mother said that we were going to have Hoya for dinner... so, he might help for the preparation because it's his special favorite?!?!

夫の実家(宮城県大崎市古川)に滞在中のある日。
そろそろ夕飯の支度かと、台所に入ったら・・・
             夫がいるではありませんか!
(このかた、冷蔵庫にビールを取りにくる以外、台所には入らない人なのに)
その日はホヤ(夫の好物)を買ってきたと義母が言ってましたが、もしかして・・・・?

He stands in the kitchen with his mum!
It was the first time I saw that scene, in our married life of 25 years, I believe.
Suddenly I went get my camera from the other room, to take photos of
                                         this rare event.

義母の横で、夫がホヤを洗い始めたので、私は急いで部屋からカメラを取ってきました。
こんなこと(夫が自ら台所に立つとは)結婚して25年で、初めて!


P&C-L
  Through to the lens of the camera,
  I've watched the scene over there
  of mother and son for a while...
          Then,
  I forgot taking the photo of Hoya!
  Their appearance
  before processing was so unique.

  カメラのレンズを覗きながら、
  その向こうの親子の様子に
  しばらく見入ってしまいました。

  あ、処理前のホヤの画像
             撮り忘れた!
  あの素敵な姿をUPしたかったけど。




Hoya is known as marine products specially in Miyagi prefecture. It is called "pineapple of the sea" because of its unique appearance. I felt that it was weird when I saw the figure for the first time, though. 
It was just in season and fresh ones were there in the market. Because the freshness is easy to lose, it's hardly to be found in other prefectures.

ホヤは宮城県特産の海産物として知られています。 海のパイナップルとも呼ばれて
いますが、その容姿をはじめて目にしたとき(結婚して初めてこの家に来たとき)は
不気味とさえ感じましたけど・・・
産地に近いこの辺りでは今頃(初夏~夏)が旬で、新鮮なホヤが出回ります。 
鮮度が落ちやすいからか、他県のスーパーではあまり見かけないですね。
今では古川に帰ってきたら食べられる特別な食材として、私たち夫婦揃って楽しみに
している酒の肴であります。


<Preparation process>
Cut off two tentacles?(the part which stuck out) first, make a cut to outer shell,
take the inside part out, remove some black/brown bits carefully.
Apply salt all around, then rinse it under the running water.
Hoya-cooking-1  Hoya-cooking-4
二つのツノを切り落とし、殻に切り込みを入れて中身を取り出し、黒っぽいもの
(内臓かな~?)を除いてから塩でもみ洗い。
Cut it into small pieces, sprinkle a little-some vinegar over,
                        then add sugar and salt for the marinade.
P&C-2  Hoya-cooking-5
流水できれいにしてから、食べやすい大きさに切り、酢で〆てから、砂糖・塩少々
で味付け。  こんな順番でしたっけ?


Hoya-dish-1
  After marinated,
  they added chopped fresh Wakame
  (sea vegetable) in, which made the looks
  nice with the color contrast and
  also the texture beautiful.
  Completed!
  "Hoya-zu"
  (Vinaigrette marinade of Hoya)

  きゅうりがなかったので、代わりに
  塩抜きした生ワカメを刻んで加えたら、
  彩りも食感もいい感じ!
  ホヤ酢完成です。



Very happy to have the dish he prepared, with beer and sake at the night.
Boy is in the kitchen, so good! Mother must have same thought surely.

いつも通りビールの栓を抜き、義母に教えられて夫が仕込んだホヤと、美味しい酒の肴
各種を囲んだテーブルで、私はひとりニンマリとその味を噛みしめました。

        男子が厨房にいるっていいもんだな~
               きっとお母さんもそう思ったに違いない・・・

       そうだ!次回帰省時にはホヤで創作料理してみよう~

Next time we visit here, I will try Hoya cooking with him with other recipe, too.


アンザック・デーに思うこと

初めて、アンザック・デーの追悼式典に参加しました。

アンザック(ANZAC)は、Australia & New Zealand Army Corps の略で、毎年4月25日は、第一次世界大戦中、連合国軍として参戦し遠征したトルコのガリポリで戦った
オーストラリア&ニュージーランド連合軍(ANZAC)の兵士と、国のために尽力した人々のために追悼を行う日とされています。 激戦地での戦いで多くの兵士が亡くなり、人口の少ないニュージーランドでは、大きな損失だったとのことです。
ガリポリ半島にANZAC軍が上陸した日(1915年4月25日)に由来して、この日を記念日と制定されました。 今では第一次大戦だけでなく、全ての戦いに参加した人々のための追悼の日となっています。

早朝、Dawn service (夜明けの式典)が行われます。
夜明けと共にガリポリでの奇襲上陸作戦が始まったからということで、各地で夜明けに
行われます。 日の出が遅くなっている南半球のこのあたりでは、午前7時から。
まだ暗い中、バグパイプの神聖な音が、レイクフロントに集まった人々を静かに誘導し、
式典が始まりました。
日の出に合わせて黙祷。

D.S.F


9時半からは、レイク・ワナカセンターでの式典。 その後、チャルマーズ・ストリートにある
戦没者慰霊碑までパレード・行進。
11時から慰霊碑を囲んでの式典。 平和を願うたくさんのリースが置かれ、それぞれが
胸につけていたポピーのバッジを土の上にさして黙祷。

ここに日本人の自分が参列することはどうなのかと、前日までは躊躇する気持ちも
無きにしも非ずでした。 第一次大戦では連合国軍側にいた日本が、複雑な世界情勢
の中、第二次では敵となってしまった事実。 
それでも、国のために命を捧げた人たちへの思いはどこの国でも共通であるはず、
亡くなった方や遺族の方たちに思いを寄せるのは、人間として自然なこと。

式典に出席して心に強く思ったのは、来年は娘と一緒に参列しようということ。
日本人だけどニュージーランド人でもある彼女は、ここに参列するべき。 
過去を知り、悲惨な歴史を繰り返さないことが、戦後の地球人である私たち皆が
果たすべきことかと思うのです。



Japanese inspired chocolate made in Wanaka !         ワナカ発・和テイストのチョコレート!

Long-awaited chocolate was delivered!   
                            待ちに待ったチョコレートができた!

Chocolatier, Tanja's new project was started last year, which was the chocolate combined with special flavours inspired by Japan. She looked for suitable kind of SAKE adapting to the chocolate, found YUZU (Japanese citron) producer in the North Island and got the fresh fruits, then finally completed the project the other day.
I really looked forward to it by having participated in her project.

WCH-1  昨年、ワナカでショコラティエとして活躍中
  のドイツ人のタニアから、和のフレーバー
  のチョコレートを作りたいので手を貸して
  ほしいと頼まれて一年とちょっと。 
  あれから彼女はチョコレートに合う日本酒
  を探し求め、柚子の生産者を探し出し、
  先日ようやく完成しました。

  私が実際お手伝いしたのは、
  使用するお酒の種類について日本酒学
  講師会の先生の意見を聞いたり、
  日本のチョコレート市場を調べたり・・・、
  あとはパッケージのデザイン。
  プロジェクトに参加させていただいたこと
  で、完成が今か今かと楽しみでした。


What, actually, I helped were:
asking the opinion of Japanese SAKE specialist about the kind of sake to use,
checking Japanese chocolate market, and this package design.


                A character of "和" (WA) パッケージには大好きな一文字を。
0709-2 
The meaning is.....
  Japanese style,
      harmony,
      softening,
    and easing up. 


 さすが半紙はかすれ
 が綺麗に出るなぁ
 半紙に印刷できたら
     いいだろうなぁ


                 Writing on Japanese calligraphy paper, it looks neat!


Though it actually became the material which is similar to the tracing paper,
              the texture is very cool and looks Japanese sweet gift quality.
WCH-5
  結局はトレーシングペーパーのような紙になった
  けど、この質感もなかなかクールで良い感じ!

  The flavor was written in both
             English and Japanese.

  フレーバーは日本語と英語の両方で表記。


WCH-7






     「あなたの名前の刻印を入れたら?」
                という彼女の意見に、
      そうさせていただいちゃいました! 

                As her suggestion,
   I put the carved seal of my name beside.



Open the package... 肝心の中身は
WCH-3

      A pack of 12-pieces
              with four different flavour.
  WCH-N1










               4種類12個入り。 
       見た目もキリリと の風格。

  チョコレート職人の彼女のつくる味は、
  素材にこだわった、コクのある深い味。
高品質なチョコレートは本当に美味しい!
ここに厳選した和のテイストをほんのり加えたトリュフ・タイプです。

Each piece is truffle type having full-bodied deep taste. Adding the flavour of Japanese ingredients which were selected carefully made those have unique combination. The each flavour spreads in a mouth and melts with chocolate...
                   Really delicious!

WCH-T1    WCH-T2
  Apple・Wasabi  林檎・山葵           Yuzu (Japanese citron)  柚子

WCH-T3   WCH-T4
Sake・Kinako (soybean flour) 酒・黄粉      Matcha (green tea)  抹茶

ホワイトチョコを使っていないので、全体的にダーク系でチョコレート色そのものですが、
口に含むとそれぞれのフレーバーが広がって、チョコといっしょに溶けてゆく・・・
まさに『インスパイアード・バイ・ジャパン』
タニアが持つ日本のイメージがこのチョコレートに表現されています。

The image of Japan that Tanja has is expressed in this chocolate, I believe.
It can be nice gift or souvenir from Wanaka. Though the price planned as $28/package, it became $20 as special limited products.
For more details, inquiry, and purchase, please contact to:
THE CHOCOLATE WORKSHOP

ギフトやお土産にしても喜ばれそう! お値段は$28を予定してましたが、
今回のロットのみ$20の期間限定・数量限定での販売です。
ご購入・お問合せは、下記クリックでホームページからご連絡ください。
チョコレート・レディ・タニア



       ~ 贅を尽くしたチョコレートで至福のひと時を ~

    The chocolate inspired by Japan,
                  indulge yourself in the taste of it... 




"Goal doll" Daruma  だるま開眼


                      DARUMA DOLL
               ~KEEPING an EYE on our DREAMS~

        Daruma-1

Daruma is a traditional handmade Japanese wishing doll
(or charmingly referred to as a "GOAL DOLL")
that keeps us focused on achieving our goals! 
It is a centuries-old tradition from Japan
that is positive, motivational, and fun (and it works) !!

   Here are the FIVE simple steps to using a Daruma doll:
   1) Decide on a specific goal we are determind to achieve.
   2) Draw one of Daruma's blank eyes.
   3) Place Daruma somewhere visible so that while he focuses on our goal.
   4) Once we've achieved our goal, draw in Daruma's other eye to say "Thank you!".
   5) Yay!! Write the goal we achieved on the back of our Daruma!


   誕生日に新たな目標を定めて、だるまに目を入れよう!
   そう思って、昨日は、まずこの先10年の未来年表を書いてみました。
   欲張りな私は実現したいことが複数あり、年表は徐々に埋まっていったけど、
   だるまの目となると、的はひとつにしぼりたい。 複数の中からある大きな目標を
   決めて、開眼となりました。

Calligraphy set
   I decided to do on Daruma yesterday
                 of my birthday.


  Daruma-2

Daruma-3
Preparing of "Sumi" ink and a writing brush,
I drew an eye on him to infuse a spirit into him.
Then keep him sitting on a shelf
where I can see him (he can see me) always.

My wish is a big project, and it seems to take more than 2 years even if the wish came true. 
So it will be at least 2 years later that the both eyes are contained to him. Really hoping he is all right
such a long period with only one eye.

願いがかなったとしても2年以上かかりそうな一大
プロジェクトなので、両目が入るのは早くて2年後。 
だるまさん、長期ですが、よろしくお願いします!

     Hey, Daruma san,
        please keep an eye on me until my wish comes true!