Mrs.SASANOKI's Table ~JAPANESE FUSION DINING

着物の魅力

ここ数年、和装する機会が増えました。
海外生活が長い中で、着物とまではいかなくても、せめて日本人として、ゆかたくらいは素敵に着こなしたいと、年に2~3回ですが事あるごとに着ていましたが。

3年くらい前、我が家のB&Bのお客様とのご縁からお茶(茶道)を知り、学び始めたころ
から、その成り行きで着物にも興味が出てきました。 気軽なゆかたと違って、最初は
揃える小物がたくさん。 着物のネットショップで購入して海外発送してもらいました。 
お太鼓結びは、着付けDVDを見ながら独学で練習。(毎回大汗かいて、最初は帯結び
だけで2時間かかり、できたときはヘトヘト!) 
慣れてきて何とか着られるようになると、料理教室のお茶体験クラスのときに着物で
生徒さんをお迎えしたり、地元の友達との食事の場に着物で出かけたり、次第にその
魅力にはまりました。

着物は大まかに分けると、礼装の時に着用するものと日常におしゃれ着として着用するものがありますが、今ここに持っているのは全て普段のおしゃれ着用で、自宅で洗える化繊や木綿の着物と名古屋帯。 形式にこだわらず、気軽に自由な発想で合わせて
楽しんで着ています。 

ある着物生活コーディネーターの方のコメントに
『着物はそれ自体に人目をひく美しさがあるけれど、そればかりでなく、その着物を
着た人を、より一層引き立て、魅力的な女性にするところが、着物のよさであり、
洋服とは違った力です。 着物にしかない魅力を、私たちがもっと利用すれば、
うるおいのある豊かな日々が送れるのではないでしょうか。』 と書かれてました。

そう、確かに着物を着た日は背筋がピンと伸びて、立ち方・座り方・食べ方なんかが妙に丁寧になり、自分の中に特別感がみなぎっています。 その日は確かに素敵な一日になっているのです。


今年の帰国時に、友人のエイコちゃんがお稽古しているお茶の先生が主催されるお茶会に、再び参加することになりました。
今度は是非和服で!と考えていますが、着物にもTPOがあるので、その辺りを知っておく必要がありそうです。 正式なお茶席に、半分外国人のような私を特別参加者として受け入れていただくので、周りの方に不快感を与えないような装いで・・・ 
どんな着物がふさわしいのか調べてみたら・・・ 色無地に袋帯か織りの名古屋帯、
というのが良さそう。

さてさて、日本の実家に20年以上放置したままの着物たちは今でも生きているかしら?ミセスなのでもう着ることのない振袖(もったいないなぁ~)と、あとのは訪問着だったか、紋付?色無地だったか? どんな色合いだったか、帯はどんなものだったか・・・
全然記憶にないのです。 (自分が着物に興味ないときに親が作ってくれたものでした)帰国したら早速チェックしなくちゃ。 

そして、この際、正式に着付けも習うことにしました。 年上のおしゃれな友人である
アキコさんに相談したら、彼女の行きつけの美容師さんと一緒に、私のために着付講座
を開いてくださるとの素晴らしい提案をしてくださいました。 今までうまくできなかった
部分・スッキリしない点が、きっとここで解決されるはず。 今からレッスンが楽しみ!

Waso-1
こんなモコモコした着付けが、キリリとした装いに変わるかしら?


着物を着るって、折り紙の世界だな~って思います。 
平面状のものを、きっちりと折りながら、美しい立体に仕上げる作業。 
折り紙が上手な人は、着付けもそつなくこなせそう。 
そこに自分なりのエッセンスを加えて、粋な着こなしが出来上がるのでしょう。
せっかく日本女性として生まれたからには、着物のおしゃれができることを喜び、
そして、今後の文化交流にも生かしていきたいですね。