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Mrs.SASANOKI's Table ~JAPANESE FUSION DINING

Zen and Samurai in te reo Maori  千利休をマオリ語で

"Te reo Maori" course was finished last week. The last subject was a speech
about a person. The theme that I chose was....
Sen no Rikyu and his "Way of tea" (Tea ceremony).
I introduce the script of my speech by trilingual here.

マオリ語のコースが先週で終了。 最後の課題はスピーチでした。 
無謀とは思いながらも、私が選んだテーマは・・・千利休と茶道。 
マオリ語のレベルが初級なので、言いたいことがなかなか表現できないのが
もどかしかったけど、どうしても伝えたかったのです。

授業で落ちこぼれていた私が、先生から褒められた最後の課題、そのスピーチの
台本となったものを、ここに三言語で掲載したいと思います。
(当然、いつものバイリンガルよりさらに長くなりました~)

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Cha-Kaisei-goza-4
  Na Sen no Rikyu i hanga
  he tikanga e ora tonu ana
  i roto i nga ruma ti o Hapani,
  me te manawa o nga iwi.







E-5
Sen no Rikyu created a legacy
that still lives on strong today
in the tea rooms of Japan and
in the hearts of its people.


千利休が私たち日本人に残して
くれたもの、その遺産は今も尚、
日本のお茶室に、そして人々の
心の中に、確かに息づいています。


He te rangatira o te ti a Rikyu i te wa whawhai o te rau tau o 1600 i Hapani.
Rikyu was a tea master in the civil war era of 16th Century in Japan.
利休は16世紀(日本の戦国時代)に生きた茶人でした。

Nana i whakapumau te “Ara- ti ” ia.
It was he who completed the “Way of tea”.
『わび茶』の流れをくみ、精神文化としての茶道を完成させた人物です。

Ko Yamato-gawa tona awa.
Ko Izumi-no-kuni tona whenua.
Ko Sakai tona kainga.
Ko Tanaka Yohei tona papa.
Ko Gesshin tona mama.
Ko Soen tona tuahine.


He was from Sakai which was in the part of Izumi-no-kuni and was south of Yamato-gawa river (in current Osaka). His father: Yohyoe Tanaka / His mother: Gesshinn /
His sister: Soen

出身:大和川の南に位置したところ、和泉国に所在する堺。 父は田中与兵衛、
母は月岑、妹は宗円。

Inahea a Rikyu i whanau mai?
I whanau mai ia i te tau 1522 i te taone o Sakai.

When was Rikyu born?
He was born in the year 1522 in the town of Sakai.
利休は1522年、当時貿易の盛んな堺の町に生まれました。

I timata ia ki te ako i te “Ara-ti ” i ana tau tamariki.
He began to learn the “Way of tea” at his young years.
彼は若いときから茶の湯を学び始め、

Na wai i ako te “Ara- ti ” ki a Rikyu?
Na Takeno Jouo i ako te “Ara-ti ” ki a ia.

Who taught the “Way of tea” to Rikyu?
Takeno Jouo taught the “way of tea” to him.
やがて武野紹鴎を師として学びました。

I ako te “Zen” Buddhism ia ano i te Daitoku-ji temepara i roto i Kyoto. 
Katahi ka herepu ia te “Ara-ti ” me te whakamatau o te Zen.
He also studied the “Zen” Buddhism at Daitoku-ji temple in Kyoto.
And then he tied the "way of tea" and philosophical Zen.
師匠同様、彼もまた京都・大徳寺にて禅の修業を行ったことでその思想を体験し、
それが茶の道の精神へと結びついていったのです。


E wha nga tumuaki i te “Ara-ti ” e Rikyu.
There are four fundamental qualities in the “Way of tea” by Rikyu.
~四規~ 利休が唱えた茶の精神
Cha-no-2015-11-12
 noho rangimarie         Harmony
   manaaki            Respect
   horoi noa            Purity
   noho puku            Tranquility



I whiwhi ia ki te turanga mahi o tohunga
– whakahaere – ti.
Ko ia te tohunga mo a Toyotomi Hideyoshi
– he rangatira samurai ia..

He got the position of an expert tea master, and he was the exclusive specialist
for the top of samurai, Toyotomi Hideyoshi.

戦国時代という背景の中で、利休は織田信長に仕え、信長没後は全国を統一した
豊臣秀吉に仕えました。

Ahakoa he tata raua i nga wa katoa, he uaua te whanaungatanga i waenganui
a Rikyu raua ko Hideyoshi, a, te mutunga meinga tana matenga.

Though they were close to each other, the relationship was heavy between Rikyu & Hideyoshi, and eventually caused his death.
秀吉は利休を敬愛し政務にも重く用いていましたが、二人の茶に対する精神的な違い等が異なり、関係は複雑に、ついには利休の死をもたらしました。 謝罪すれば命は救われたかもしれませんが、利休は最後まで自分の信念を曲げなかったのです。

Na te ota o Hideyoshi, i te harakiri a Rikyu ano.
By the order of Hideyoshi, Rikyu did the “Harakiri”- ritual suicide. Just before that, Rikyu served tea to the people who came to bring Hideyoshi's order, which was his last hospitality.
秀吉により、利休切腹の命がくだされました。 それを伝えに来た人々に、利休は最後の
お茶を点てたといわれています。

Inahea a Rikyu mate ai?    When did Rikyu die?
I te tau 1591 ia mate ai.     He died in the year of 1591.
E hia ana tau i te wa?      How old was he at the time?
70 ana tau.              He was 70 years old.
                    1591年、享年70歳のときでした。


       * * * * *  His distinguished services  * * * * *

Tea-ceremony-venue

Path in the garden Koshikake-machiai

Roji-zori


Me te pou o te "Ara-ti ",
i waihongia a Rikyu i te hoahoanga o te ruma ti / kari hoahoa / toi uku.
Hei aha? Hei inu te ti i roto i te āhuatanga pai.
With establishment of the "Wabi-cha" (ceremony in the rustic simplicity),
Rikyu left an achievement in the field of architecture of the tea-ceremony room / garden design / ceramic art, which all were the purpose of having a tea in the best situation.

『わび茶』の完成と共に、利休は、茶室の建築様式・露地(茶庭)のデザイン・茶碗や
道具にも功績を残しました。 全ては一碗の茶を最大限に味わうためのプロローグ~
エピローグとなり、茶道を芸術として完成させました。

Nijiri-guchi-O  He te iti te tomokanga o te ruma ti,
  ara ko te “Nijiri-guchi”,
  kia whakapiko nga tangata i te tomo,
  hei manaaki ki te whakataka mo te hui-ti.


  A small low doorway (70x70cm) ,
  namely “Nijiri-guchi”,
  enough to require the guests to bend down
  to enter, for the purpose of humbling
  themselves to show respect in preparation
  for the tea ceremony.


  利休が残した茶室様式のひとつ、にじり口。 
  縦横約70cmほどの小さな入り口。 
それは人々が茶室に入る際に、身をかがめることで、神聖な空間に敬意を表すこと
であり、自分の足元を見つめることでもあるのです。


Nijiri-guchi-IKaua e te Samurai e kawe tona hoari
i roto i te ruma, no te mea he wahi tapu.
Me unu e ratou te hoari i mua i te tomo.


Samurai shouldn't bring his sword (which is
the soul of Samurai) into the ceremony room, because it is a sacred place.
They had to take off the sword before entering.


侍は(その魂である)刀を持って入ることを
許されない、茶室とはそれほどの神聖な空間
であったのです。 実際にじり口の付近には、
はずした刀を掛けておく場所『刀掛』があった
ようです。

He tikanga,
me hoki mai ratou katoa hei tangata ano, kia hiahia rangimarie i te wa whawhai.

It means that everyone should return to be just a person (human equality),
with the purpose of wishing of peace there in the time of the war.

~全ての人が、茶室ではただの人間に戻る~  戦乱の世に、身分制度の厳しい
時代に、その頂点にいた利休が、心から平和を願っていたことが伺われます。


Ahea tatou tutaki ai ki a Rikyu?
When can we meet Rikyu?
私たちは、いつか利休に会うことができますか?

    T.Ceremony-ending

A te wa ka mahi tatou i te “Ara-ti ”.
Ka taea e tatou te rongo i te wairua o Rikyu.

It is when we follow the “Way of tea”. We can feel the spirit of Rikyu.
茶の湯の精神を学ぶとき、きっと利休の声が聞こえてくるでしょう。


No reira, e te whanau, kei te whakauru ahau i tetahi o ana kupu,
hei whakamutunga.

Then I introduce one of his sayings to you, as follows, as the conclusion.
おしまいに、利休が残した言葉の一つをご紹介します。


Ahakoa ka inu te tokomaha o nga iwi i te ti,
ki te kore koutou e mohio ki te "Ara-ti",
ka inu te ti i a koutou ake.


                     Though many people drink tea,
                      if you do not know the "Way of tea",
                      tea will drink you up.


             多くの人々が茶を飲むけれど、
             茶の湯の心知らずとすれば、
             茶があなたを飲み干すでしょう。

  (・・・という言葉に置きかえられるでしょうか。 
    ごめんなさい、本来の句が見つからず、英訳から逆和訳させていただきました)


Tena koutou, tena koutou, tena koutou katoa.
 
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録画した映像は、最初に1分ほどお点前の一部を入れ、全部で8分。
マオリ語(レベル1)の記念の作品になりました。

今回スピーチの資料作りのために、千利休のことをたくさん調べましたが、
その中にこんな素敵な言葉を見つけました。

「謙虚さ」「思いやり」など、日本人が世界から賛美される「日本人らしさ」の多くは、
利休の哲学によって生み出され受け継がれた私たちの心のもち方なのです。


           I appreciate this amazing opportunity
      that I met new language, new culture, and new friends
                   this year.
 

             Whakaaro nui mo te katoa!




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Tea Ceremony in Japan 2017  ~新緑のお茶会~

今回の帰国が確定して最初に決まったプラン、5月のお茶会。
友人の栄子ちゃんを通じて彼女のお茶の先生が企画してくださり、心躍らせながら準備をしました。 庭園の中のお茶室とお聞きし、これは是非とも着物で出席したい!
と、NZにいながら着物の準備、帰国後に着付けレッスンと茶道の本で予習・復習。

緑濃い庭園の中のお茶室。
Tea-ceremony-venue

お稽古も兼ねたお茶会、この日お茶を点てるのは栄子ちゃんともう一人生徒さんの
新保さん。 二人とも忙しそうに水屋付近を行ったり来たり。 私はご一緒させて
いただいた他のお客様たちとしばしの間、歓談。(ここを待合というのかしら・・・) 

Roji-zori  ここからは路地草履をお借りして
  庭園を歩くことになります。

    「準備が整いました」
            とのお声がかかり・・・

Path in the garden







               お客の私たち四名、
     庭園の中を通り、腰掛待合に移動。 



Koshikake-machiai  



  煙草盆とその横に円座。
  正客である栄子ちゃんのお父様が
  重なった円座を並べてくださった
  ところに先生がお見えになり、ご挨拶
                
  
さあ、ここから私たちも、お客としての立ち振る舞いのお稽古です。
この先は、一人ひとり、先生から手取り足取りのご指導を賜りました。

当日の亭主役である栄子ちゃんが水を運んで来る気配がありました。 栄子ちゃんは
蹲(つくばい)にて、その水で手を清め口を清めます。 木陰の向こうからその音が聞こえてきました。 

TCeremony
栄子ちゃんが去っていくあたりで、正客
(栄子ちゃんのお父様)がその姿を見送りながら、
ご自分が清めに歩を進めます。 先生いわく、
前の方が清めている音を聴いて、自分が
進むタイミングを見計らうのだそうです。
流れる空気に耳を澄ませると、
木々の葉が重なる微かな音の中に、
水を使う音が心地良く聞こえました。

蹲(つくばい)では、左手・右手・口・柄を順番に
清めて、柄杓を元の位置に戻します。
 (同じように次の方が続きます)



身を清めたら、いよいよ席入り。
Nijiri-guchi-O  初めて体験する『にじり口』。
  お茶室特有の小さな出入口で、
  高さ・幅とも70cmくらいしかありません。
  体の大きな人は、入るのが大変かも・・・












Nijiri-guchi-I

  にじり口は千利休の考案で、
  「どんなに地位の高い人でも、ただの人に
  なってから茶室に入ってほしい」とのことで、
  武士も刀を許されず、頭を低くして身を屈し
  (足元を見つめ)、そして入室するのだそうです。
  戦乱の時代に、平和な空間を求めた証だった
  のかもしれませんね。
  お茶室とはそのような神聖なところなのだと
  改めて実感しました。





     Toko-L
 身を屈してにじって入り、顔を上げるとその先に床が。 
            目の前に、今日のために作られた空間が広がりました。



Toko-kakemono  床を拝見:

  美術鑑賞の場であり、
  亭主の心入れが
           満ちる場。

  掛物に、








Toko-hana  花と花入れに、


  Okoh/kogo
                         香合に。



Temaeza

  続いて手前座の拝見。









着席:
私は正客の隣で二番目。 上座には正客、下座には末客が座りますが、両方とも
それぞれの役目があるので慣れた方が務めます。 初心者の私はその間に座ることになりました。

Omogashi-1

主菓子: 縁高に入って運ばれてきました。 
一昨年、教えていただいた縁高に入った
お菓子の取り方、その後NZで何度か復習した
甲斐あって、スムーズ!  

Omogashi-2






  あ、紫陽花が咲いている!



Omogashi-3
 
             さわやかな色合いの上に
    錦玉羹の小さな雨粒がポツリポツリ・・・ 
    空模様や花が咲く情景が目に浮かびます。 
   懐紙に取り、しっとりと美しさを味わいました。









濃茶:
Koicha-EL
  目の前の栄子ちゃんの
  お点前を拝見しながら、
  隣では先生の解説が
  付きました。 
  嚙み砕いたような説明
  が、私のような初心者
  にはありがたく、
  一層楽しめました。




Koicha


まったりと濃厚な深みのひと口を
         ゆっくりと味わいました。




Haiken-tools-1

  道具の拝見: 美しい工芸品を手にとって
  見ることができる、道具との一期一会。 
  各お道具それぞれ見るポイントなど
  教えていただきました。 
  良いものに触れる回数が増えるにつれて、
  次第にその重みがわかるときが
                くるのでしょうか。


          Koicha-ending



続いて干菓子:
Higashi-1

  二種類のかわいいお菓子が
  お菓子鉢に。 
  (水色のお菓子、
      上に何かついている?)





Higashi-2



  懐紙に取りわけ、
  ポリポリと快い歯ざわりを楽しんで
  いただきました。美味しい!




 ~あとで先生から解説していただきましたが~ 
                      この水色のお菓子に施されていたのは『蛍』 

Chabana-1
  同時に、今日のお茶席の花についても
  教えていただきました。
  薄紫色のお花は『蛍袋』 
  


Chabana-2







蛍の夢を蛍袋に入れて、
どうぞお心に託してお持ちくださいという意。 

この可憐な提灯の中で蛍が光を放っている
その様子を想像したとき、心が酔いしれました。                  
        
解説なしに、このメッセージを読み取ることができたら、なんて素敵でしょう!


Chabana-3  そして・・・
  写真を撮ってみて気づきましたが、
  隣のお花は紫陽花じゃないですか。 
  ガーデンに咲き乱れるような大きなのでなく、
  ひっそりと野に咲き始めた小さな白い紫陽花。 

  ここに今日の主菓子と干菓子のヒント
  が姿美しく仲良く存在していた
のです。 

  最初の主菓子のときに気づいていたら、
  そして蛍袋という花を知っていたら、
  お干菓子を見てすぐに、この粋な仕掛け
  ピンときたはず。

知識と感性が響き合ったときに起こる無言の感動、
              これこそ日本人が持合わせる美意識なのかと思いました。


薄茶:
Usucha-S
  そんな季節のメッセージを感じながら、
  薄茶をいただきました。
  お手前は、新保さん。
  キリリと姿勢良く、それでいて柔らかなものごし、
  丁寧な所作はうらやましいほど美しい。
  静寂の中、茶筅の動く音に期待感が高まります。
  お手前、美味しく頂戴いたしました!

  道具拝見: 薄茶器(蓋を取り中の抹茶の様子も
  見せていただきます)、茶杓、茶碗を順に拝見。
  Haiken-tools-2



先生と、栄子ちゃん・新保さん・ご一緒させていただいた皆様と、
                               ここで和みのおしゃべりタイム。
Okoh/kogo-2

  お香を入れた香合はヨーロッパへ行かれたとき
  購入された小物入れとか。 赤いふさと足が、
  まるでここに飾られるためにつくられたデザイン
  かと思えるほど、見事に馴染んでいます。
  クリアーな質感が目にも涼しげ。
  お見立て、是非参考にさせていただきたいです。 

  紙釜敷のきれいな薄紫色が
         蛍袋の色とリンクして、
     床の間にさわやかな印象を与えていました。



新緑の息吹みなぎる庭園の中、路地・待合と、自然の趣に耳を傾けたひと時、
その向こうに佇むお茶室の、光と影の織り成す舞台で、
梅雨入り間近の、季節感溢れる清清しいしつらえに囲まれて
五感を集中させて味わったお菓子とお茶。
全ては、この一服のために準備されたおもてなしの時間と空間。


T.Ceremony-ending

終幕、再び床を拝見。 会を振り返りながら、この日の一期一会に感謝して、

また、写真撮影を特別に許可してくださいました先生の深いお心に
感謝の気持ちをこめて。



KIMONO ~古くて新しいもの~

"Attending to Tea ceremony in Kimono"
That was a mission that I imposed on myself, at the time of this return home.
And, I thought I needed to take a lesson of "a way of dressing of Kimono" beforehand.

今回日本では和装でお茶会に出席する予定だったので、その前に一度ちゃんと着付けの講習を受けたいと思っての帰国準備。
5月はまだ袷だけど、微妙。 
汗ばむ時期だし、予備に薄い着物と帯も持ったほうがいいかなぁ・・・ ということで、
スーツケースの片側半分に、着物・帯・着付け小物をあれこれ詰めてパンパン!

思ったとおり、日本の5月下旬、暑い!

My friend, Akiko, organized a wonderful plan for me. She invited her friend (Chiba-san) who is a hair dresser and a Kimono dresser, and we could take a private lesson together from Chiba-san.

着付けレッスンは、友人の明子さん(もともとは妹のバレエ友達)のオーガナイズで、
行き着けの美容師さんをお招きして一緒にレッスンを受けましょうよ! という素敵な
プラン。 心待ちにしていた火曜日の午後、仕事がオフだった妹も一緒にランチで合流、
明子さんのご自宅にて準備していたところ、美容師の千葉さんがまもなくご到着。

To solve problems, Chiba-san instructed some techniques and ways to us. Wore the Kimono carefully , took it off, again wore it, and took it off, repeated several times, then I was able to finally get it.

Kitsuke-obi  着物はこれまで年に4~5回ほど着ては
  いましたが、なんだかスッキリ決まらない。 
  襟が浮くというか、衣紋がゆるんできたり、
  おはしょりがシワ寄ってたり、お太鼓結びに
  悪戦苦闘の結果、大きさ・形が決まらない、
  柄の出方がズレてるとか。。。

  千葉さんには、そういう悩みが解決できる
  テクニックやコツをいくつかご教示いただき
  ました。 着ては脱ぎ、脱いでは着る、を数回
  繰返し、ようやくコツが掴めてきた感じ。



Nothing any buttons or fastener on Kimono, we dress it only use of some straps, which hold the fabric at the correct position on our body . What a complicated thing!
More than that, the “OBI” (a broad sash to fasten the kimono!)
The length over the 3.5 meters should be set in around our body fit neatly,
with holding, bending, and create a beautiful shape at the back where we cannot
see while we are making it by ourselves.  Just image doing "Origami" with blindfold.
But, it wouldn't be a big deal when we get use to it, because anyone wore it commonly in old days.

Titsuke-lesson-3
 思えば着物って、ボタンもファスナーもない
 平面仕立ての布を、紐でおさえながら体に
 合わせて着付けるのですから、
               なんて難しいことか。 
  帯にしたって、3メートル半もの長い布を
    体に巻きつけ、手が回りにくい背中で
    結んだり折り上げたりするのですから
                     大変・・・
目隠しして折り紙を折っているようなものです。 

  でもきっと慣れてしまえば
          どうってことないのでしょう
昔は誰もが当たり前に着ていたのですから。



After the hard work, we noticed it was already 6pm!
Awesome, it's sunset teatime!
S.Tea-3  気づいたら6時!
  一息入れましょうということで
  サンセット・ティータイム。
  明子さんこだわりの紅茶と
  かわいいプチケーキが並びました。


  S.Tea-1









   下の段のスコーンは
         ご主人様お手製とのこと
 ご主人がスコーンを焼いてくださるとは
                    まぁ素敵!
The scones, made by Akiko's husband,
were so incredible. He is like a "Kiwi husband"....


一休み後、脱いでまた練習。 忘れないように何度でも。 

Informative lesson, I have done well. Feeling was so good with looking up
at the sky on the way home which was completely gone down.
Fortunately I was able to dress it well on the day of Tea Ceremony, with thanks.

千葉さんからの激励 「これからお茶会の日まで毎日やらないとダメよ」
と、着付けの本もプレゼントしていただきました。
かくして4時間ほどの中身の濃いレッスンが終了し、すっかり暮れてしまった空を見上げては、ほどよい疲れと満足感で幸せな気分になった帰路でした。

翌日から何度か練習し、お陰様でお茶会も着物で愉しむことができました。

***********************

During this stay, I got some kimono and obi from my aunt, which were her lovers.
It was great opportunity that I can revive those.

この滞在中に、伯母からお下がりの着物(愛用の紬なども含めて数枚)と帯を譲られ、
自分で新調した履物や小物、明子さんからのプレゼントの羽織と小物類が増え、
一気に衣装持ちになったかのよう。 帰りのスーツケースは、ほぼ着物類でいっぱいの
                                           嬉しい悲鳴!

Kimono7  Kimono-2

Kimono-4  
  その後、NZに戻ってからあっという間に
  2週間、3週間と過ぎてしまいましたが・・・
  いけない!せっかく習ったのに、
          このままじゃ忘れそう!

  着物類一式をしまい込んだ衣装ケース
  三個を奥から引っぱり出してきて、 
  そこらじゅう散らかしながら、千葉さんの
  レッスンの記憶をたどってみました。

(この保管方法がいけないんだよね。 普段さっと出しやすいように上手に保管する
                                      アイデア思案中・・・)


After coming back to NZ, I feel the goodness of kimono again when I wear those.
KitsukeNZ
着てみると、
再びその良さをしみじみ感じます。 
着物という古くて新しいものの魅力。

妹からプレゼントされた本に
       書かれていたことですが・・・
インドでは今でも多くの女性がサリーを
愛用し、サリーを着て海外にも出かける、
だからサリーの美しい布を織る技術は
絶えることなく受け継がれている。 
一方日本では、
残念なことに着物離れがすすみ、
伝統工芸である着物づくりに関わる
職人さんが激減だとか。

My favourite book says in a page;
In India, many women still wear a sari habitually and they go out in it abroad as well. Therefore the tradition will be continued and the technique to weave the beautiful cloth is inherited without dying out.
On the other hand, unfortunately anti-Kimono people have been increased in Japan.
And then the professional craftsman in Kimono-production seems to be a sharp decrease.  So sad.

そういえば数ヶ月前、我が家のB&Bにご宿泊された京都からのお客様(たぶん60代だったかと思いますが)、着物づくりの行程の一部(図案)に関わるお仕事をされてきた
そうですが、もうあとを継ぐ方がいらっしゃらないのだそう。 自分の代で終わりかなと
残念そうにおっしゃってました。 
当然ですが、私たちが着物の美しさに触れることができるのは、それをつくる数多の
職人さんたちの手仕事あってのこと・・・
そう思うと、何とも複雑な哀しい気持ちになります。


HaoriL-1  ところで、
  明子さんからの鮮やかな羽織、
  大きなバラの柄が印象的。

     「ジーンズにどうぞ」
  ということで羽織ってみたけど
      どうでしょう? 
     帽子をかぶったら
      おしゃれかも・・・

  一味違った
    楽しい着こなしができそうです。

  
  This Haori (Kimono coat) is
  a present from Akiko.
  Beautiful fabric with impressive
  pattern of the big roses.

She recommended wearing it with jeans! Maybe with long boots, a hat, ....  
I'm now excited the fusion coordination of this modern style of Haori,
                                  as well as the tradition.



着物の魅力

ここ数年、和装する機会が増えました。
海外生活が長い中で、着物とまではいかなくても、せめて日本人として、ゆかたくらいは素敵に着こなしたいと、年に2~3回ですが事あるごとに着ていましたが。

3年くらい前、我が家のB&Bのお客様とのご縁からお茶(茶道)を知り、学び始めたころ
から、その成り行きで着物にも興味が出てきました。 気軽なゆかたと違って、最初は
揃える小物がたくさん。 着物のネットショップで購入して海外発送してもらいました。 
お太鼓結びは、着付けDVDを見ながら独学で練習。(毎回大汗かいて、最初は帯結び
だけで2時間かかり、できたときはヘトヘト!) 
慣れてきて何とか着られるようになると、料理教室のお茶体験クラスのときに着物で
生徒さんをお迎えしたり、地元の友達との食事の場に着物で出かけたり、次第にその
魅力にはまりました。

着物は大まかに分けると、礼装の時に着用するものと日常におしゃれ着として着用するものがありますが、今ここに持っているのは全て普段のおしゃれ着用で、自宅で洗える化繊や木綿の着物と名古屋帯。 形式にこだわらず、気軽に自由な発想で合わせて
楽しんで着ています。 

ある着物生活コーディネーターの方のコメントに
『着物はそれ自体に人目をひく美しさがあるけれど、そればかりでなく、その着物を
着た人を、より一層引き立て、魅力的な女性にするところが、着物のよさであり、
洋服とは違った力です。 着物にしかない魅力を、私たちがもっと利用すれば、
うるおいのある豊かな日々が送れるのではないでしょうか。』 と書かれてました。

そう、確かに着物を着た日は背筋がピンと伸びて、立ち方・座り方・食べ方なんかが妙に丁寧になり、自分の中に特別感がみなぎっています。 その日は確かに素敵な一日になっているのです。


今年の帰国時に、友人のエイコちゃんがお稽古しているお茶の先生が主催されるお茶会に、再び参加することになりました。
今度は是非和服で!と考えていますが、着物にもTPOがあるので、その辺りを知っておく必要がありそうです。 正式なお茶席に、半分外国人のような私を特別参加者として受け入れていただくので、周りの方に不快感を与えないような装いで・・・ 
どんな着物がふさわしいのか調べてみたら・・・ 色無地に袋帯か織りの名古屋帯、
というのが良さそう。

さてさて、日本の実家に20年以上放置したままの着物たちは今でも生きているかしら?ミセスなのでもう着ることのない振袖(もったいないなぁ~)と、あとのは訪問着だったか、紋付?色無地だったか? どんな色合いだったか、帯はどんなものだったか・・・
全然記憶にないのです。 (自分が着物に興味ないときに親が作ってくれたものでした)帰国したら早速チェックしなくちゃ。 

そして、この際、正式に着付けも習うことにしました。 年上のおしゃれな友人である
アキコさんに相談したら、彼女の行きつけの美容師さんと一緒に、私のために着付講座
を開いてくださるとの素晴らしい提案をしてくださいました。 今までうまくできなかった
部分・スッキリしない点が、きっとここで解決されるはず。 今からレッスンが楽しみ!

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こんなモコモコした着付けが、キリリとした装いに変わるかしら?


着物を着るって、折り紙の世界だな~って思います。 
平面状のものを、きっちりと折りながら、美しい立体に仕上げる作業。 
折り紙が上手な人は、着付けもそつなくこなせそう。 
そこに自分なりのエッセンスを加えて、粋な着こなしが出来上がるのでしょう。
せっかく日本女性として生まれたからには、着物のおしゃれができることを喜び、
そして、今後の文化交流にも生かしていきたいですね。