セントラル・オタゴのワイナリー巡り
イースターが終わり、
秋の色がますます濃くなってきました。
個人的には、この時期が一番好き。
穏やかな秋の日差しと
静かに暮れてゆく時間
暖炉に火を入れながら見る夕暮れに
生きてて良かった~
と、毎日窓越しの風景に癒されてます。
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少し前になりますが、夏の時期に日本からいらした友人たちと訪れたセントラル・オタゴのワイナリーと、20年来の友人ベティーのオリーブ農園の様子をご紹介。
アロータウンにあるミルブルック・リゾートにご宿泊のふさこ様ご一行をお迎えし、
クロムウェル近郊のワイナリーを訪れました。
まずは、アロータウンを出てからすぐのところの、Chard Farm に。
ここへ行くには、細い細い一車線の砂利道をひたすら上っていかなければなりません。
片側は断崖絶壁(ガードレールもない!)、ご注意ください!
道端には
こんなジョークのような表示
対向車が来たらどうするのか・・・
どちらかが坂道をバックしなければ
ならないでしょうね~
(途中、道が少し広い部分がある
ので、そこまでバックすれば、
すれ違うことが可能です)
上に上がってしまえば平地。
かわいいお花に囲まれた庭園と
その向こうに広がる景色にうっとり。
高原の空気が美味しい!
テースティングルームで、
4種類のワインをテースティング。
続いて、クロムウェルの町から奥に入ったBannockburn エリアにある
Mt.Difficulty にてランチ。 高台に位置する、レストランを併設したワイナリー。
中にはいると・・・
眼下にセントラル・オタゴ
の風景が広がります。
秋の今頃は、ポプラ並木の
ゴールドが美しく輝いて
いるはず
ドライ・リースリングとお料理の数々。
グルメなふさこさん一族、
もう一ヶ所、気になるワイナリーがあって、
そこでもお食事をしてみたいとのリクエスト
により、この後、そちらのほうでも
ワイン&お料理のマッチング
を予定してたので、
ここでは控えめにするはずでしたが、
美味しすぎて手が止まらない・・・
続いて、6号線沿いにあるWild Earth。
パーキングに車をとめてから、つり橋で川を渡ります。
ユニークな調理法と聞いていたので、興味津々。 説明をお聞きしながら、
調理しているところも見せていただきました。 ワインバレルを改造した
スモーカーで、新鮮素材が次々と調理されます。
事前に、
ちょっとした計らいがありまして、
ここのオーナーであるQuintinに
ワインのレクチャーをして
いただきました。
運ばれてきたのは
美味しそうなシーフード・ボード!
ワイン・バレルは、
お料理の盛付けにも利用されていました。
サーモン
ホタテ
アワビ
マッスル
え~と、この日のお魚は
何だったっけ?
思い出せないけど、
日本で食べた一夜干しの
魚をグリルしたような
懐かしい味わいでした。
石の上にサーブされたのはダック。
こちらもスモーカーで
柔らかく調理されてました。
スモーク独特の香り加減と
味加減もちょうど良く、
ピノ・ノワールがすすみます。
数々のお料理とともに
テースティングさせて
いただいたのは、
こちらの9種類。
それぞれ、ほんの少量ずつ。
Quintin の素敵なおもてなしに
心から感謝して、
Wild Earth をあとにしました。
最後は、私たちの20年来の友人であるBetty のオリーブ農園に寄りました。
今度はオリーブオイルのレクチャーと、お勧め3種類をテースティング。
Betty のお宅、
リビングの一面が大きな窓で、
息を呑むような、こんな眺望が
広がっています。
景色を目の前に、
テラスでのおしゃべりは尽きず・・・
ワイン愛好家の皆様を
お連れしての、
セントラル・オタゴ一日ツアー
でした。
黄葉の美しい今月~5月上旬は、ゴールドに輝く景色があちこちで楽しめるはず。
またのお越しをお待ちしております。
さて、地元ワナカでは・・・そろそろブドウの収穫時期。
エリアと品種の違いにより、収穫はもう終わっているところは多いようですが、
毎年私がお手伝いに行ってるサンディーとケットのヴィンヤードは今月末頃とのことで、
もうすぐ。 ここの収穫に参加することが我が家の恒例行事。 楽しみです。