Mrs.SASANOKI's Table ~JAPANESE FUSION DINING

『だし』 と 『だしの素』に悩む日々


今月初旬の突然の寒波!
Snow 3/3/14-1 Snow 3/3/14-2

アレは何だったのかと思わせるほど、その後続いた素敵な秋晴れの日々。 
こんな時期は、野菜を干すのに良いかも。 乾燥した空気と眩しいほどの太陽光、
両方ともバッチリ揃ってます! 友人の影響で、私も初挑戦。

Veges-dry-1 Veges-dry-2

Pumpkin & Kumi-kumi 

       ついでに、カボチャとクミクミ
(マオリ・パンプキンとも呼ばれる野菜で、
ズッキーニとカボチャの中間のような味)
           もお隣で日向ぼっこ。




Dried vege in jar

  天日干しで、
  太陽の美味しいエネルギーを
  たっぷり吸収した野菜たち、
  味が凝縮され、栄養価も高まり
  ます。 日持ちするし、手軽に
  料理に使えて、良いことずくめ。





さて、3月の料理教室では味噌を使った料理のご紹介をしますが、実習の中に、
手作りのハンディーなお味噌汁(つまりホームメイドのインスタント味噌汁)も入れることにしてました。 
ローカルの方々の中にも、毎朝コーヒーの代わりに一杯のお味噌汁を飲む人がいるん
です。 もちろん、忙しい朝に鍋で作るわけではなく、市販のインスタント味噌汁にお湯を入れて混ぜるだけのカップスープ感覚ですが。 それでも、お味噌汁を日常的に取り入れてると聞くと、こちらも嬉しいもの。
それなら手作りにしたらどうか、少しだけ手を加えて、ホームメイドのインスタントをご紹介できたら、と思い立ったわけです。 好きな味噌加減で、好きな具の準備もしておいて、朝はこれをマグカップに入れてお湯を注ぐだけ。 
コーヒーの代わりにお味噌汁、なんて人が増えるかも。。

その試作中のある日、夫に出してみたところ、かなり激怒!! 
「味噌汁とは鍋で作るもの。 鍋で作るから旨いんだ! インスタントを奨励するとは何たること! 手間隙かけて、そのつど丁寧に作る
のが日本食の美学だ!」
 とか、いろいろ・・・

そう、その通り。 いちいち、わざわざ、手間をかける。 そうやって追求してきたから、
世界に誇れる日本食ができたのでした。
ならば、本物の味を作って味わっていただこう。 
クラスの実習内容を変更して、本来のやり方で(だしを引いて)作ったお味噌汁と、
ハンディーな手作りお味噌汁、両方を比べていただきます。


Bonito & Kombu 
本来のだしの材料『鰹節』と『だし昆布』
ですが、ワナカでは入手困難! 
(都市にあるアジア系の食料品店なら購入
できるはずですが・・・)
では、何か代わりに使えそうなものは
ないだろうか・・・




考えて出てきた案は、マッスル(ムール貝)の汁。
Mussels-266   Mussels cube-266
マッスルを料理すると美味しいエキスがたっぷり出ます。
これをアイスキューブにして冷凍ストックする。
お味噌汁を作るとき、分量によって、1個・2個・・・と使えます。 
魚介の風味を加えたいときに便利。


Shiitake & the powder
  もうひとつは、
  干しいたけを粉末にする。
  中国産の干しいたけなら
  スーパーでも売ってます。 
  これをフードプロセッサーで
  粉にしておく。
  和食だけでなく、中華料理のだし
  としても活躍しそう。


マッスルとしいたけの混合だし、これにお日さまのエネルギーをたっぷり吸った野菜からの旨みが合わさり、我が家の新しいお味噌汁の味ができました。



3 Miso-soup
この日の朝は、お味噌汁三種類の味比べです。
といっても、使ったお味噌と具は全部同じ。
だしの違いで三種類です。
夫は三杯ともたいらげてから、
「味噌汁は大切だ」と一言残して出勤。

私は、自分の舌の感覚に驚きました。
この中に顆粒『だしの素』を使ったお味噌汁も
ありましたが、これが一番しっくりくるのです。
うちの味として舌に記憶されているのです。
昆布と鰹節からの本来のだしではなく・・・。
慣れとは恐ろしいもの。



そして、その粉末や顆粒の『だしの素』。 料理教室をスタートしたころから気になってはいました。 海外にいるので(しかも田舎)、鰹節やだし昆布が売っていないこともあり、
便利なこの『だしの素』にたよっています。
地元のスーパーで市販されている『だしの素』のパッケージを、クラスの参加者に見せると、「MSGが入っているね」という声が聞こえてきます。 
(MSGとは、日本語では『アミノ酸等』と表示されているもの。) アメリカ人と同じく、
ニュージーランド人もMSGという言葉には敏感です。
「この程度の使用量は問題ないんですよ」と説明しながらも、説得力に欠ける。 

この際、徹底的に調べてみるか・・・。
いえ、調べなければならない、調べて自分が納得できなければ、先が見えない。
歴史を紐解いていくと、疑問点が・・・。 関連する添加物なんかも注意深く見ていくと、
そこにも疑問点が・・・。
というわけで、時間がかかるかもしれないけど、調査してみます。



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